アグネス・チャンの息子の大学は全員スタンフォード大学卒。子育て法、教育は?

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アグネス・チャンとういと「昭和のアイドル」としのイメージが大きいですが、現在はどちらかというと「財団法人日本ユニセフ協会大使」としての活動の方が話題にのぼるかと思います。

 

ユニセフ活動で集めたお金を自分のために使っているのではないか?という噂もたった彼女ですが、三人の息子の母として、息子たちを有名大学に進学させたということで、どんな子育て法をしていたのか気になったので調べてまとめてみました。

 

今回はちょっと長いですが、この記事はお子さんが小さい方やもうすぐお母様になられる方結婚を考えている方に是非とも読んでいただきたいです♪♪

 

特に最後の方には彼女の子育て法について参考になることを紹介しています。

アグネス・チャンの息子3人はスタンフォード大学卒業

アグネス・チャンは昭和後期のアイドル歌手です。

今の50歳代以上より上の世代の方たちには馴染みがあると思いますが、平成生まれの世代はご存知ないと思いますので、先に彼女のプロフィールを先に紹介します。

★アグネス・チャンのプロフ
本名:陳美齡 (英語名: Agnes Meiling Kaneko Chan)
生年月日: 1955年8月20日
血液型: AB型
デビュー:1972年

国籍: イギリス

 

アグネス・チャンの若い頃

1972年(昭和47年)に『ひなげしの花』でデビューしたアグネス・チャン。香港生まれです。

たどたどしい日本語で一生懸命歌う姿がうけ、一躍人気アイドルとなりました。

 

そして翌年1973年の大晦日の「紅白歌合戦」にはこの大ヒットした「ひなげしの花」で紅白初出場を果たします。

その後も、「草原の輝き」、「小さな恋の物語」、「星に願いを」等など大ヒット曲に恵まれます。

今の年配世代にとってはどれも懐かしい曲でしょう。

また日本だけではなく、生まれ故郷である香港やアメリカでも音楽活動を行っていました。

 

上智大学に入学、カナダのトロント大学に留学

そしてアグネス・チャンは1974年上智大学国際学部に入学します。

勉強と芸能活動の両立は大変だった思いますが、2年後の1976年には芸能活動を休んでカナダのトロント大学に留学(編入学)をします。

芸能活動の休止はお父様のすすめだったようです。

 

トロント大学では社会児童心理学を専攻し、1978年に卒業します。

そしてその8月に日本に戻り、日本での芸能活動を再開します。

 

元マネージャーと結婚

芸能活動再開後も、彼女の歌手としての活動は順調に行っていましたが、1985年に当時のマネージャーだった金子力さんと結婚します。

いわゆる職場結婚ですね!

マネージャーといえば彼女の良き理解者。今も夫婦円満に暮らしているようですから、彼女は良い相手を選んだと言えるでしょう。

 

その後、3人の息子の母となり、芸能活動を続けながらも、最近では慈善事業家としてクローズアップされることが多くなりました。

 

1998年に初代日本ユニセフ協会大使に就任し、2016年には、ユニセフ・アジア親善大使になり、ボランティアやチャリティーなどをを通じ、貧困や平和についての発言も多くしています。

 

アグネス・チャンの夫

アグネス・チャンの夫の金子力さんは当時「渡辺プロダクション」に勤めており、彼女のマネージャーをしていました。

1985年に二人は結婚しますが、その2年後の1987年3月31日、アグネス・チャンは渡辺プロダクションから独立しました。

そして新しい芸能事務所『トマス・アンド・アグネス(T&A)』を設立。アグネス・チャンの夫は現在この事務所の代表をつとめています。

 

アグネス・チャンの息子 長男

アグネス・チャンの長男は「和平(かずへい)」さんと言います。(金子和平氏)1986年に生まれました。彼はカナダ国籍を持っていると言われています。


長男和平さんとアグネス・チャン

 

なぜカナダ国籍かというと、アグネス・チャンがカナダで出産したためです。

 

現在彼はアメリカのカリフォルニア州の不動産系ベンチャー企業でCEOとつとめており、2017年の秋、31歳の時に台湾系の米国人女性と結婚しています。

 

林真理子とのアグネス論争

1987年、生まれてまもないこの長男をアグネス・チャンがテレビ番組の収録に連れて行ったことについて、作家の林真理子が批判したことが思い起こされます。

 

林真理子だけではなく、

中野翠などからも、「大人の世界に子供を入れるな」、「周囲の迷惑を考えていない」、「プロとして甘えている」といった点で痛烈に批判された。

これを端初にアグネス論争が起こる。


作家の林真理子

「アグネス」が新語・流行語大賞大衆賞を受賞するほどの社会的論争となり、

男女雇用機会均等法成立の時期ともあいまって、日本の働く母親、女性の立場を再考させるきっかけとなった。

 

女性が働きながら子育てをすることが、女性からもまだまだ理解を得られていなかったという時代でした。

 

アグネス・チャンの息子 次男

アグネス・チャンの次男は「昇平(しょうへい)」さんと言います。(金子昇平氏)1989年に生まれました。彼はアメリカ国籍を持っていると言われています。

実は彼女は1989年に米国スタンフォード大学教育学部博士課程に留学をし、その年に次男の昇平さんを出産しました。このため次男はアメリカ国籍を持っています。

 

余談ですが、その翌年1989年に留学の合間をぬって帰国し、親子のペアファッション・ブランド、「DEAR AGNES」を設立したというのですから、なんとパワフルなのでしょう!!!

さて、この次男は芸術家肌とのことで、現在は音響エンジニアの仕事をしていると言われています。

 

アグネス・チャンの息子 三男

アグネス・チャンの三男は「協平(きょうへい)」さんと言います。(金子協平氏)1996年に生まれました。彼は中国国籍を持っていると言われています。

彼女は香港で三男を出産したので三男は中国籍を持っています。この三男はまだスタンフォード大学の大学生です。

 

家族で国籍がバラバラ


左から三男、次男、アグネス・チャン、長男、夫の金子力氏

ちなみにアグネス・チャン一家は家族で国籍がバラバラであると言われています。とてもユニークですね!

アグネス・チャン自身は「イギリス国籍」、そして三人の息子たちが今書いたように、カナダ国籍、アメリカ国籍、中国国籍です。

 

旦那(夫)である金子力氏は日本人ですが、韓国国籍ではないかという噂もありますがはっきりしたことは分かっていません。

 

アグネス・チャンの息子への教育とは?

三人の息子をアメリカの名門『スタンフォード大学』に入学させたアグネス・チャン。素晴らしいですね!どんな教育方針だったのでしょうか。

 

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アグネス・チャンの息子の高校は?

息子三人とも中学校までは都内のインターナショナルスクールに通っていました。(Nishimachi International Schooと言われています。)

そしてインターナショナルスクール卒業後は、カリフォルニアの私立の全寮制の高校に入学します。(Thacher scholと言われています。)

 

芸能人でお金持ちだから、このようなことができるという考えもありますが、実はアグネス自身が「スタンフォード大学」に入学し、1994年に教育学博士号(Ph.D.)を取得しています。

つまり、彼女の中で既に「子供に対する教育」ポリシーがあったのではないでしょうか。そしてそのポリシーが息子たちに施した教育方針だったと思われます。

 

ところで、日本人がアメリカの大学に進学する場合のエピソードのこんな投稿を見つけました。

子供達がアメリカやカナダ国籍を持っていることによってアメリカの名門大学へ入学しやすいのが現実です。

都内のインターへ通い、高校はアメリカへ行かせることによって、アメリカの名門大学入学への準備がスムーズにいったと思います。

アメリカの名門高校では名門大学へ入れるように学校側が準備してくれます。日本にいるのと、現地にいるのとではちがいます。

アグネス自身がスタンフォードを卒業していることから、子供達も合格しやすかったのです。IVYLeagueや海外の名門大学は家族構成を調べるので、親や兄弟がそこを卒業していると他の子も受かりやすくなります。

 

アメリカの大学入試はAO入試

日本の大学の入学試験(センター試験)と違い、アメリカの大学は「AO入試」です。

アメリカには全国一斉の入学試験がありません。また個々の大学や学部が入試を設けることもしていません。そのような一発かぎりの試験を設けるのではなく、書類審査によって一人ひとりの出願者をさまざまな観点から評価して合否を決めています。その基準も大学によって一律ではありませんので、偏差値も存在しません。

 

アメリカの大学入学のために、“The Significant Six”と呼ばれる6つの評価があります。

 

1). 学校の成績
2). エッセイ
3). 推薦状
4). 課外活動
5). テスト
6). 面接

 

2番めにある「エッセイ」は自宅で書いてもいいのです。

アグネスチャンさんは、ご存知、ユニセフの大使をやっていますが、彼女は子供たちを、小さいころから自分の活動の場へ連れて行っていました。発展途上国などどこでも連れて行っていました。もちろん現地でボランティア活動らしいこともやらせてきました。

ユニセフ大使に動向したとなれば、他の受験生とちがって、とても個性的な自己PRになりますよね。

 

つまり、母親であるアグネス・チャンの生き方が息子達の大学の合否を大きく決めたといっても過言ではないのではないでしょうか?

 

スタンフォード大学とは

有名過ぎるので今更説明は必要ないかもしれませんが、スタンフォード大学はアメリカのカリフォルニア州にある大学です。シリコンバレーに近いこともあり、アップル社のCEOだった故スティーブ・ジョブズ(中退)もこの大学で学びました。

 

1981年に設立され、ハーバード大学と並ぶ名門大学です。また、Times Higher Education (THE)の2018-2019年 世界ランキングでは第3位にランクしています。

ちなみに「東京大学」は42位、「京都大学」は65位です。

ちなみにアジアでは、「北京大学」が31位、「清華大学」が22位、「シンガポール国立大学」が23位 にランクインしています。

 

アグネス・チャンの子育て法とは?

3人の息子を立派に育て上げたアグネス。どんな子育て法だったのでしょうか。

9年ほど前、彼女は「教育インタビュー」を受けています。

9年前と言ったら長男がスタンフォードを卒業した頃ですが、次男は大学生で、三男は中学生位の年ごろですから、彼女がまだ子育て中だった頃ですね。

 

当時、「自分に自信が持てない子供たち」が増えている事情について、彼女はこんなことを答えています。

 

学びの場.com 「どうすればセルフ・エスティームを持った子どもに育てられるのでしょう。」

アグネス・チャン 「まずは親が、その子の存在を丸ごと受け入れることです。「君のそのままのすべてが好き」って言ってあげるのです。」

 

学びの場.com 「小さい頃からですか?」

アグネス・チャン 「そうです。まだ言葉が分からない、生まれたばかりのときから私は言い続けていました。これは、親が自分自身に言い聞かせるためでもあります。親は他の子を見るとついわが子と比べてしまいがちですから。」

「よく大人になって恋をすると「私みたいな者でも好きになってくれる人がいるんだ」と自信が湧き、そして幸せを感じ、ふたりでいることで力が2倍以上になる、と言いますよね。子どもにとって最初の恋人は親。「あなたは最高よ」という親の思いが、子どもの自信につながるのです。

 

彼女はインタビューにまたこのように答えています。

息子が小さい頃、絵本の読み聞かせをしていたのですが、方的に私が読むのではなく、彼にも読んでもらっていました。

 

ときには私が物語を暗唱し、途中でわざと間違えるんです。そうすると息子は「あ、お母さん、そこ違うよ!」と指摘します。

彼は私に教えることで、ストーリーの大事な部分を要約できるようになったのです。

 

こんなふうに、子どもが自発的に学んでいくチャンスを、親は作ってあげることが大事だと思います。

 

小さい頃から、子供とコミュニケーションを大事にしていたのですね!

読み聞かせの時にわざと間違えるというのは、子供の注意力だけではなく、「考えさせる力」を養うための一歩ですね。

 

もう一つ注目する点は、

アグネス・チャン 「80点をとりたいなら、100点分の努力をしなさい」と言っていました。「先生をびっくりさせるような発想がないと点はとれないのよ」とも。

同時に、いつも私が息子たちに言っていたのは「点数をとる勉強は本当の勉強とは違う」ということでした。点数というのは、先生に対して、自分の理解度を示す手段であり、また、将来遭遇するいろんな門を開けるための鍵のようなものです。

 

希望する高校や大学に行くための鍵ですから、できることならよい点をとったほうがいい。でも、その勉強の内容をどこまで本当に分かっているのか。勉強だけではなく人としてモラルをきちんと守っているのか。そういうことのほうがずっと大事と、息子たちにはしつこく話していましたね。

 

「点数を取るだけの勉強と本当の勉強は違う」そして、
「勉強だけではなく人としてのモラルをきちんと守る」という、

人としての本質を教育するような子育てをしていたようです。

 

2018年には彼女は「子育てで絶対やってはいけない35のこと 」という本を出版しています。

 

この本の中にも「他の子と比べてはいけない」ということも書かれてあります。その他、

・子供を他人と比べてはいけない
・子供の代わりに選択してはいけない
・勉強と遊びを区別してはいけない
・同じような毎日を過ごさせてはいけない
・甘い飲み物を飲ませてはいけない
・「文字嫌い」な子にしてはいけない
・大人だけで会話してはいけない …他

といった内容も書かれているようなので、子育てをしている方にとっては参考になるかもしれませんね。

筆者は「勉強と遊びを区別してはいけない」というのがちょっと気になりました(笑)

 

最初はお金にまかせて子供を海外に留学させた話かな〜なんて思っていましたが、アグネ自身が教育のあり方について考え、実践したということが分かりました。

 

30年前の「アグネス論争」の時は、子供を職場に連れて来た彼女が甘えていると批判されましたが、今や時代も代わり、その当時の彼女したことが評価されつつあります。

ユニセフ活動については色々取り沙汰されていますが、3人の息子を立派に育てたということについては評価されてもいいと思います。

 

同じく3人の子供を育てた後藤久美子。子育てについてチラっと触れました。⇒「後藤久美子の身長は?若い頃の画像は?旦那さんと離婚する理由がない?」 

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