先日、高橋メアリージュンについて、身長や体重、兄弟のことなど、プロフィール的なことを中心にまとめました。
その際、彼女が中1の時に父親の会社が破産し、貧困生活に陥ってしまったことを書きました。芸能界デビューは両親を助けるためでした。
しかし彼女の不幸その後も続きます。それは病気をいくつか患ってしまったことです。
彼女が患った病気のうちの一つは筆者もかかったある病気なので、他人事に感じられませんでした。
高橋メアリージュンは病気を色々わずらっていた
彼女の芸能界デビーは『横浜・湘南オーディション2003』でグランプリを獲得した翌年から。雑誌『CanCam』の専属モデルとなり、モデルとしての活動を開始するようになりました。
その後は「CECIL McBEE」のコマーシャルに出演したり(2007年)、2010年にテレビドラマ「ハケンOLは見た!」に出演したのを皮切りに、女優として活動範囲を広げていきます。
「闇金ウシジマくん (2012年)」や「るろうに剣心(2014年)」などの映画に出演し、舞台にも立っています。
順風満帆に見えた人生ですが、実は彼女は子宮頸がんが見つかってしまいます。
高橋メアリージュンはがん(子宮頸がん)になっていた
2016年のある日。下腹部への違和感を突如感じたといいます。
『2016年11月8日。願掛けも兼ねて、29歳の誕生日に検査結果を聞きに病院 へ向かいました。撮影では馴染み深い診察室。白衣の医師とふたり。ごくふつうの風景の中で、 医師は、「高橋さん、検査の結果、がんが見つかりました」まるでなんてこともないようにそう言いました』
転移していれば「抗がん剤治療」もしくは「子宮摘出」を考えなければいけない。「抗がん剤は高いと聞く。子宮を残したい」その思いは感情を揺さぶりました。
筆者がもし、こんな風に言われたら、気が動転してしまうと思います。
しかし幸いなことに、彼女は子宮頸がんを克服します。
その後の検査で、彼女は子宮頸がんを克服したことを医師から告げられます。
どのようにしてガンを克服したかについては、詳細には答えていません。
おそらく彼女の場合、ガンのステージが比較的「初期」だったのではないかと思われます。
初期の場合には、
子宮の入り口付近のみを部分的に切除する子宮頸部円錐切除術を行います。この治療では将来お子さんを生むことが可能ですが
のように、子宮を切除をしない手術が可能のようです。
この手術は、出血も少なく日帰りも可能だと言われています。
もちろん、これはあくまでも筆者の推測です。
また、いくら重くない手術だったとはいえ、それまでの彼女の葛藤や、「再発してしまったら?」という心配な気持ちが大きかったであろうこと想像に難くないことです。
高橋メアリージュンは潰瘍性大腸炎もわずらっていた
この子宮頸がんの前にも、彼女は「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)」をわずらっていました。
2013年に彼女はTwitterでカミングアウトをします。
この病気は『難病指定』をされています。
お腹が急にぐるぐるいいはじめ、下痢のような軟便を排出します。便に血がつくこともありますし、ひどければ血便が出ます。また、「便意」が急に来て、自分ではコントロールできません。
(筆者も15年ほど前にこの病気にかかったことがありますので、よく分かります。)
ちょうどこの頃、彼女は実写映画「るろうに剣心 京都大火編」の撮影中。便意をコントロールできないので、オムツを履いて撮影にいどんでいたと言います。
この病気も彼女は克服します。
どう克服したのかは、これもはっきりしたことは彼女の口からは語られていませんが、筆者の経験上、おそらく「抗生物質」の服用をして、それで治ったのではないかと思います。
ただ、「抗生物質」を飲んでも必ずしも全員が治るわけではありません。また、この病気には「完治」というのがなく、治ったというのは「症状がおさまっている(出ない)」だけという人もいます。
いずれにせよ、彼女がこの病気も克服したことは本当にラッキーなことだと思います。
なお、この「潰瘍性大腸炎」の原因はハッキリしたことはまだ解明されていません。
高橋メアリージュンは顔面麻痺も経験
「潰瘍性大腸炎」のカミングアウトをした2年後の2015年、彼女は「顔面麻痺」にもなっています。
9月22日(2015年)に彼女はブログでそのことについて明かしています。
数日前のテレビ東京(「SICKS」)の収録を行った後、異変が起こったそうです。
「その日の撮影は無事終わったのですが、色んな顔をしたので表情筋を凄く使ったわけですが…なんか緊張とかプレッシャーとか色々あったからか、何が理由なのか分からないけど。いきなり顔が『ちょっと休ませて!』と…一部おやすみに入って動きづらくなっちゃいました」と顔面神経麻痺の症状になったことを告白した。
数日たっても症状が回復せず、
「だから今、うまく笑えないんだ。病院にも行ってお薬飲んで、すぐ治るので心配いりませんが!」と薬を服用し、治療していることを明かした。
この顔面神経麻痺も今は克服しています。
高橋メアリージュンはまだ結婚していないが・・・
父親の破産、数々の病気…。
どうしてこんなに不幸に見舞われるのか、とても気の毒になってしまいますね。
高橋メアリージュンはガキ使で腹くくった
2018年年末から2019年にかけて放映されたガキ使(『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』)の「笑ってはいけない」では、高橋メアリージュンは、かなりセクシーな踊りをして驚いた人も多かったのではないでしょうか。
「出演後の反響が大きかったのでは」と聞かれた高橋は、「すごい、意外に見られました。でも、やる前に(共演した)友近さんから『胸を触ったりとかはNGじゃないですか?』って聞かれて、全然もう、出るなら何でもやらないと、出る意味がないなと思って」と話し、「腹をくくって、何でもやります」と言ったことを明かした。
病気を克服して強くなったからこそ、「腹をくくって、何でもやります」と言えるようになったのかもしれませんね。
現在、高橋メアリージュンは独身。「彼氏がいる、いない」と色々噂になっていますが、まだ結婚はしていません。
今年2019年の11月には32歳になる彼女。若いと言えばまだ若いですが、結婚するにもいい年ごろですね。幼い時から苦労してきた彼女を支えてあげられるような人と結婚して幸せになってほしいな、と筆者は思います。