デビュー35周年を2019年に迎え、ますますの活躍が期待されているロックシンガーの浜田麻里(はまだまり)さん。
今回は、長年ファンであり、学生時代に浜田さんの曲をコピーしたこともある筆者の私が、彼女が得意とするシャウトとビブラート、そしてハイトーンが楽しめる曲を選んでみました。
私と同じように30年以上のファンのあなたも、また、最近彼女のことそ知ったあなたも、楽しめると思いますので、是非、このまま読み進め、浜田麻里さんの曲を聞いていって下さいね♪
浜田麻里のシャウトは若い時と変わらず!
初期からのファンにとっては、浜田麻里さんといえばやっぱり「メタルクイーン」のイメージが強いですよね。
(筆者の好きな曲の一つの「Don’t change your mind」です)
こちらは「AX」というバックミュージシャンと一緒にやっていた20代の頃のものです。
60秒たたないうちに、彼女の圧巻のシャウトぶりが見られますね。
そして2014年の「サマーソニック」での浜田麻里さん。
この時彼女は既に52歳。
30年以上たっても彼女のシャウトの凄さは変わりません。
浜田麻里のハイトーンは下がった?ビブラートは?
ヘビメタ好きで趣味のバンドを長年続けている私の友人によると、浜田麻里さんはオクターブ下げて歌ってるといいます。
彼女によると「20代の頃のようなハイトーンは出ないのではないか?」とのこと。
しかし先ほどご紹介した2014年の動画を見ると、そういう風に思えません。
たしかにビブラートは若干短いかな?という感じもしますが、ライブはそうなりがちですよね。
あなたはどう感じますか?
こちらは2019年の武道館での「浜田麻里35周年」ライブの様子のダイジェスト版です。
彼女のシャウトはもちろん、ビブラートやハイトーンをチェックしてみて下さい。
私は20代の頃とほとんど変わらないように聞こえてしまいます💦
ちなみに、こちらの記事で以前紹介したように、浜田麻里さんの肺活量は7000あるのではないか?という噂があります。
浜田麻里のシャウトとビブラートとハイトーンが楽しめる10曲!
それでは浜田麻里さんのシャウトとビブラートとハイトーンが堪能できる曲を一気に紹介していきます。
1. Don’t change your mind
まずは、さきほどご紹介した「Don’t change your mind」
リリース年月 | 1983年12月 |
収録アルバム | 『Romantic Night~炎の誓い』 |
作詞・作曲 | 樋口宗孝 |
こちらは、2枚めのアルバム『Romantic Night~炎の誓い』に収録されていて、第一曲目。
後ほどご紹介しますが、このアルバムもデビューアルバムと同様、作詞作曲は「Munetaka Higuchi Project Team」の故樋口宗孝(ひぐちむねたか)さんです。
カラオケでにもあるほどで、浜田さんの曲の中では名曲です。
2. Noah (ノア)
リリース年月 | 1983年4月 |
収録アルバム | 『Lunatic Doll〜暗殺警告』 |
作詞・作曲 | 樋口宗孝 |
浜田麻里さんのデビューアルバムに収録されている第一曲目です。
いきなり、パンチの効いた歌声に当時驚いた人も多かったのではないでしょうか。
ヘビメタルというと、なんとなく男っぽくて、長髪にスリムジーンズで近寄りがたかったイメージでした。
糸井重里さんによる「麻里ちゃんはヘビメタル」というキャッチフレーズも手伝ってヘビメタのイメージが変わってしまったと言える位、彼女のデビューはかなりインパクトがありました。
3. Rainbow Dream
リリース年月 | 1985年1月 |
収録アルバム | 『Rainbow Dream』 |
作詞・作曲 | 浜田麻里 |
こちらは彼女の4枚目のアルバムに収録されている第一曲目です。
実はこのアルバム、全9曲にあの「B’z」の松本孝弘さんがギターで参加しています。
「B’z」のデビューは1988年でしたから、松本さんはデビュー3年前にこのアルバムに参加したということですね。
なお、このアルバムでは作詞作曲が浜田麻里さんのものも多いのですが、元「Make-up」の故松澤浩明さんが作曲している曲もいくつかあります。
(松澤浩明さんは2010年に心筋梗塞で亡くなられています。)
残念ながら、この曲(Rainbow Dreamだけ)はYouTubeでは見つけることができませんでしたので、こちらのリンクを貼っておきます。
30秒だけですが視聴無料です。(これだけでも彼女のハイトーンボイスが分かります。)
ちなみにこのアルバムは「ゲイリー・ムーア」や「サバイバー」の曲をカバーしたものも収録されています。
4. Runaway from yesterday
リリース年 | 1983年4月 |
収録アルバム | 『Lunatic Doll〜暗殺警告』 |
作詞・作曲 | 樋口宗孝 |
再度、ファーストアルバムから。とても美しいバラード曲です。
ちなみに、このファースト・アルバムとセカンド・アルバムまでは、故樋口宗孝さんがプロデュースしていましたが、次のサード・アルバム(「Misty Lady」)からは樋口さんから離れ、浜田さんがセルフプロデュースするようになります。
なお、樋口さんと浜田さんは交際していた噂(ほぼ事実?)があります。
(樋口さんは2008年11月に癌のため亡くなられています。)
5. Helter Skelter(ヘルター・スケルター)
こちらはビートルズの名曲を浜田麻里さんがカバーしたものです。
リリース年 | 1985年12月 |
収録アルバム | 『Blue Revolution』 |
作詞・作曲 | ジョンレノン、ポール・マッカートニー |
私はかなり昔(それこそ30年位前?)、テレビで彼女がこの曲を歌っているのを見て、衝撃を覚えた記憶があります。
ヘビメタル版「ヘルタースケルター」はパワフル。元々のビートルズのオリジナルを知っている人は驚いてしまうかもしれません。
6.Nostalgia
リリース年 | 1990年9月 |
収録アルバム | 『COLORS(カラーズ)』 |
作詞・作曲 | 作詞:浜田麻里 作曲:増崎孝司 |
この曲が収録されているアルバム『COLORS(カラーズ)』からは、CMに使われた曲も多く、この「Nostalgia」も「パリ・ダカールラリー」のテーマソングだったので、覚えている方も多いのではないでしょうか。
さすがにCM用の曲ですから、「シャウト」はしていないものの、伸びのある声とビブラートが効いているのが分かりますね。
7. Fantasia
リリース年月 | 2008年7月 |
収録アルバム | 『Reflection-axiom of the two wings』 |
作詞・作曲 | 作詞:浜田麻里 作曲:岸井勝 |
浜田麻里さんのデビュー25周年を記念して発売された『Reflection-axiom of the two wings』。
この「Fantasia」はこのアルバムの第一曲目に収録されています。
今から10年前の作品ですが、ハイトーンボイス、ビブラートがこの頃も健在だったことが分かりますね!
8. Stay Gold
リリース年 | 2010年2月 |
収録アルバム | 『Aestetica』 |
作詞・作曲 | 作詞:浜田麻里 作曲:岸井勝 |
このアルバムには、あのギタリストの高崎晃(たかさきあきら)さんが参加しています!
高崎さんは浜田麻里さんの旦那さんという噂がありますが、違いますよ〜〜。
前作から約3年近くたってのこのアルバムは、比較的ハードなものも多く、本来の彼女らしさが出ていたような気がします。
9. Momentalia
リリース年 | 2012年2月 |
収録アルバム | 『Legenda』 |
作詞・作曲 | 作詞:浜田麻里 作曲:岸井勝 |
ロックさんが前面に出された勢いのある曲で、私も好きな曲です。
(先ほど紹介した前作の『Aestetica』と同様、この曲にも高崎さんが参加しています。)
この曲は2014年の「サマーソニック」でも演奏されました。
ところで、最初の方で紹介した(「Don’t change your mind」)時には気が付かなかったのですが、よく聴くと、確かに彼女の声、若い頃よりちょっと低くなったような…?? (気がしませんか?)
でも、伸びのある声とビブラートは変わっていませんね。
10. Return to Myself
リリース年 | 1989年6月 |
収録アルバム | 『Return to Myself』 |
作詞・作曲 | 大槻啓之 |
この曲は1989年夏に、カネボウ化粧品のキャンペーンソングに起用されたもので、この当時はテレビでこの曲がしょっちゅう流れていた記憶があります。
(この時のCMは大塚寧々さんが出演していました。)
この曲は、浜田麻里さんの10枚目のアルバム『Return to Myself』に収録されている第一曲目で、9枚目のシングルとしてもリリースされました。
ちなみにこのアルバムは、浜田麻里さんにとって初の、オリコンアルバムチャート1位を獲得したものです。
ヘビメタルの麻里ちゃんから、日本の人気女性ロックシンガーとして広く認知されたのがこの曲ではないかと思います。
まとめ
今回は浜田麻里さんのシャウトとビブラートとハイトーンボイスが堪能できるおすすめの10曲をご紹介しました。
Don’t change your mind.
Noah (ノア)
Rainbow dream
Runaway from yesterday
Helter Skelter
Nostalgia
Fantasia
Stay Gold
Momentalia
Return to Myself
いかがでしたでしょうか?
楽しんでいただけたら嬉しいです。
この他にもまだまだ沢山の素敵な曲があります。
私は初期の頃の作品が好きなのですが、機会があれば、また浜田麻里さんの曲をレビューしてみたいと思います。
そんな浜田麻里さんの現在は?というと・・・