「サムライギタリスト」として知られているミュージシャンのMIYAVIさん。
海外を拠点に精力的に活動をしており、そのライブパフォーマンスに魅了された人は日本だけではなく海外でも少なくないと思います。
実はMIYAVIさんのギターの弾き方はちょっと独特だと言われています。
今回はそんなMIYAVIさんのギターの弾き方に焦点をあててみたいと思います。
MIYAVIのギターの弾き方
ギターの奏法が独特であると言われているMIYAVIさん。
通常、エレクトリックギターは「ピック」を使って演奏します。
しかしMIYAVIさんはピックを使いません。
MIYAVIのギター奏法1:スラップ奏法
MIYAVIさんのギター奏法は『スラップ奏法』と呼ばれるものです。
元々はベース奏法の一つである「スラップ奏法」をMIYAVIさんはギターにも取り入れたのですね。
上の動画を見ていただくと、どんなものかすぐに分かると思います。
エレクトリックギターはピックを使って「つま弾く」弾き方をしますが、「スラップ奏法」は「叩く」ようなイメージの弾き方なんです。
「叩く」ことでパーカッションのようなニュアンスもギターで出せるのです。
スラップ奏法は三味線からヒントを得た
実はMIYAVIさんはこのスラップ奏法を三味線からヒントを得たそうなのです。
25歳の時にロサンゼルスに留学をすることにしたMIYAVIさん。
そして現地のストリートでパフォーマンスを始めたそうなのです。
しかし、、、
「違う目的で来てる人達」の足を止めることの難しさを知ったという。「その人たちの興味を引くのって凄く大変で」単に上手いだけでは「(人々の足は)止まらない」し、通用しなかったと当時の苦労を語った。
出展:https://www.ntv.co.jp/anothersky2/articles/218k6snlmji8ixa6fiq.html
そんな中で生まれたのが「スラップ奏法」だったと言います。
「自分にしかない表現方法はないか」と考えるうちに、“日本のギター”とも言える三味線の弾き方からヒントを得たという。「(三味線では)撥で弾くじゃないですか。あのニュアンスを僕はギターでやりたいなと思って、スラップし始めた」と明かした。
出展:https://www.ntv.co.jp/anothersky2/articles/218k6snlmji8ixa6fiq.html
MIYAVIのギター奏法2:Gipping
MIYAVIさんはこの他にも、ギターとタンバリンを駆使した奏法の「Gigpig」を自身で編み出しています。
↑ギターを弾きながらタンバリンを叩くって器用ですね。(左手が忙しそう〜笑)
MIYAVIのギター奏法は難しい?
今ご紹介した「スラップ奏法」と「Gipping」。難しいのでしょうか?
スラップ奏法については、もしベース・ギターをやってて、ピックを使わないスタイルで弾いた経験があるなら、とっかかりやすいかもしれませんね。
また、既にベースでチョッパー弾きできるなら、すぐにできてしまいます。
最初からギターでスラップ奏法を挑戦するのは難しいかもしれませんね。
また、スラップ奏法をするには「リズム感」も必要そうですね。リズム感がないとギターの出すパーカッションのニュアンスがうまく出ないかもしれません。
「Gipping」なら、なおさらではないでしょうか。
オリジナルなギターの奏法を編み出すMIYAVIさん。
新しいことへの挑戦とオリジナル性を追求するというのは、まさに「アーティスト」。
そこも彼の魅力なのでしょうね。
MIYAVIの使ってるギター
ところでMIYAVIさんはどんなギターを使っているのでしょうか。当然一つだけではないでしょう。
テイラー
MIYAVIさんが愛用しているギターの一つが「テイラー(T5)」です。(「でした」と言ったほうがいいかも?)
↓こちらがその「テイラー」のギター
こちらは黒のボディーでアコースティックギター風のエレキ・ギターです。
普通のエレキ・ギターだと、MIYAVIさんのスラップ奏法をするにはちょっと役不足なんです。(例えば、ネック幅が狭かったり、弦高が低かったり・・・)
でも、これだと彼の得意なスラップ奏法がガンガンできます。(動画でもスラップしまくりですね♪)
こちらはその「テイラー」ギターです(214ce-BLK DLX )
フェンダー・テレキャス(オリジナルモデル)
MIYAVIさんが最近使っているのはフェンダーのギターです。
これは彼が特注したオリジナルのテレキャス・タイプのギターです。
このギターには普通は付いていない「トレモロアーム」が付いています。
ちなみに、2017年には活動15周年を記念し、宮下貴裕さんとコラボで、世界で15本しかないオリジナルギター(「MIYAVI x TAKAHIROMIYASHITA TheSoloist. 」)が発売されました。
まとめ
今回はグルーバルな活動をしているミュージシャンのMIYAVIさんのギターの弾き方にフォーカスしてみました。
ピックを使わないでベースのチョッパー奏法をギターにも取り入れた「スラップ奏法」や、タンバリンと一緒に演奏するGippingについてご紹介しました。
またMIYAVIさんの使っているギターについてもチェックしてみました。
ギターが好きなあなたにとって興味深かい内容でしたでしょうか?
もしあなたが色々なギターを弾いてみたい♪なら、「ギターのサブスクリプション・サービス」を利用してみてもいいかもしれませんね。
現在はアメリカを拠点とし、グローバルな活動をされているMIYAVIさん。
英語も堪能なMIYAVIさんですが、バイリンガルな奥様が彼をしっかりサポートしているのではないかと思います。
そんな彼と奥様との馴れ初めやお子さんのことについてはこちらにまとめました。
↓↓
「MIYAVIの身長は高い?お嫁さんも? | 2人の馴れ初めや子供のこともチェック!」
ギターで在宅ストレスを解消!ギターレンタルの【スターペグミュージック】