中森明菜(なかもりあきな)さんと言えば、昭和時代の「アイドル」として、また「歌姫」としても名を馳せてきました。
引退したわけではないものの、現在は表舞台から消えてしまった印象です。
テレビにも出て来ていないので、生活も困窮しているのではないか?と、余計なお世話ながら思ってしまいます。
そこで今回は、彼女が今現在何をしているか、ということと、どうやって生活しているのか?ということについて調べてみることにしました。
中森明菜の今現在(2020年)
冒頭でもお話したように、中森明菜(なかもりあきな)さんと言えば、昭和時代=1980年代ののアイドルで、松田聖子(まつだせいこ)さんと並び大人気でした。
明菜さんは2010年から2013年までは活動を休止していましたが、2014年にベストアルバムを発売し、紅白にも出場しました。
そして、翌年2015年から2017年に再び、芸能界の活動を再開します。
ところが、2018年から現在2020年までは、大きな活動をしていません。
勿論、「活動を休止します」といった宣言も本人からはされていません。
つまり『開店休業』のような状態です。
そんなんで生活していけるの?って思っちゃいますよね。
詳細は、後半にお話しますね。
中森明菜のファンクラブでの報告(2019年)
明菜さんは2019年の12月にファンクラブで、こんな手書きのメッセージを残しています。
『大丈夫ですかっ!? 元気にしていますかっ!? 何かっ!! 楽しい事! あったっ!?』という呼びかけから始まり、『あたし!? あたしは…何もないっ!!』と続き、『みんなが元気で居てくれて… 少しでも 楽しい日々が過ごせていたら それだけで…』『元気でいて! 体を大事にねっ!』
と締めくくっているんです。
ファンに対して新しく報告することが何もなく、ファンの体調を気にかける言葉を書きつづっている明菜の心情を考えると、ファンとしては思わず涙がこぼれてしまうのだとか」(女性誌記者)
出典元:EXCITEニュース
活動をしていなかった2019年の暮れに、明菜さんみずから
「何もない」
と語っているのです。
半年以上たった今現在でも、おそらく同じ状態ではないかと思います。
中森明菜のプロフィール
ところで、「中森明菜さんって誰?」というあなたのために、彼女のプロフィールについて、少し触れてみたいと思います。
(もし、「知ってるよ!」というようでしたら、プロフィールの項目は読み飛ばして、次に言っちゃって下さいね。)
本名:中森 明菜(なかもり あきな)
生年月日:1965年7月13日
出身: 東京都
学歴: 明治大学付属中野高等学校定時制中退
身長:160cm
血液型:A型
16歳の時にオーディション番組『スター誕生!』(日テレ系)に出演した明菜さん。見事合格し、ワーナー・パイオニアとのレコード契約を締結します。
1982年に「スローモーション」でデビューし、2枚目のシングル「少女A」が大ヒットします。
その後、「セカンド・ラブ」、「禁区」、「北ウイング」、「飾りじゃないのよ涙は」などヒット曲に恵まれ、スターダムにのし上がります。
1992年にはテレビドラマの『素顔のままで』(フジテレビ系)したのをきっかけに、女優としても活動していきます。
中森明菜と近藤真彦
中森明菜さんと言えば、アイドルだった近藤真彦(こんどうまさひこ)さんとの騒動を書かないわけにはいきません。
でも、詳しく書くと、それだけで一記事になっちゃうので、ここでは簡単にかいつまんでお話しますね。
近藤真彦さんは「ジャニーズ事務所」に現在も所属しています。
●当時、中森明菜さんと近藤真彦さんは交際しており、近藤さんのマンションで半同棲をしていました。
●1989年7月11日に近藤さんが帰宅すると、明菜さんが左腕の内側を刃物で切り、自殺未遂をしていたのです。
明菜さんは命に別状はなかったのですが、その後、ジャニーズ事務所が主催の「記者会見」で、彼女は迷惑をかけたということで謝罪会見をします。
(※噂では、本当は「謝罪会見」ではなく、明菜さんは、近藤さんとの「交際会見」のつもりだったとも「婚約会見」のつもりだったとも言われています。)
これがきっかけかどうかは分かりませんが、この一件があってから、彼女にはかつてのような輝きがなくなり、TVでもあまり姿を見せなくなりました。
活動休止期間
そんな明菜さんですが、2010年10月に、体調不良により芸能活動の無期限休止を発表します。
それ以降2014年まで、テレビやラジオなど、公の場所には一切姿を見せませんでした。
しかし、2014年の大晦日にNHKの紅白歌合戦に「スペシャルゲスト」として、ニューヨークのレコーディングスタジオから生中継で参加をします。
そして翌年 2015年から活動を再開し、1月に「Rojo -Tierra-」(シングル)、カバーアルバムの「歌姫4 -My Eggs Benedict-」をリリースします。
中森明菜はTVに出ていないけど稼いでいる?
さんざんお話しましたが、明菜さんは2018年からは、これといった活動をしていません。
しかし活動しなくても、彼女には収入があり、稼いでいると言われています。
ディナーショーでの収入
これはまだ活動していた時のことなのですが、明菜さんは2017年にデビュー35周年を迎え、ディナーショーを行っています。
このディナーショーは全国14箇所、合計18公演を行いました。
ディナーショーの料金は3万6千円〜5万円と、かなりの高額です。
実際、博多で行われたディナーショーに参加した人のブログによると、この日は760名の観客数だったそうです。
概算で、1回のディナーショーで3千万円以上の売り上。すごいですね!
18公演ですから、合計で5億以上の売上になったのではないでしょうか。
(また、ディナーショーではグッズなども販売していましたので、その売上の中の何%かは明菜さんのふところに入ります。)
勿論、これがまるまる利益ではありませんが、ディナーショーだけで、サラリーマンの収入の数年分を稼いだのではないでしょうか。
画像出典元:週刊女性PRIMEより
上の画像は2017年12月25日の都内でのディナーショーです。
ちなみに、アイドル時代にライバルだった松田聖子さんもディナーショーをやっていますが、2015年時点では「女性自身」のデータで
16日で1億8000万円を稼ぎ、日給1千万円以上となる。
出典:https://news.infoseek.co.jp/article/dailynewsonline_1041775/
と推測されます。
松田聖子さん
明菜さんの場合、これよりは下がるかもしれませんが、その半分だったとしても1億円近く。
2017年の暮れのディナーショーで1億稼げれば、派手な生活をしない限り2〜3年は過ごせるのではないでしょうか。
ファンクラブからの収入
彼女には「ファンクラブ」からの収入もあります。
あくまでも推測ですが、彼女のファンクラブの会員数は5千人と推定されています。
ファンクラブの会費は年間で7千円(新規会員)、継続会員では6千円となっています。
つまり、継続会員だけとしても1年で、「6千円✕5千人=3千万円」のお金が、ファンクラブに入ってきます。
勿論、ここから人件費や諸経費がかかりますが、明菜さんの取り分はその半額か、それ以下であっても一千万円を下ることはないのではないでしょうか。
「庶民レベル」で考えると、1年で3千万円もあれば、生活費としては十分ですよね。
レコードやCDの印税
そして忘れてはならないのが、明菜さんがこれまでに出してきたレコード(シングル、アルバム)やCDからの印税です。
ちょっとデータが古いのですが、2014年の時点では、明菜さんの印税は「1億は下らない」と芸能リポーターの芸能リポーターの城下尊之さんが推測しています。
明菜は8月に発売したベストアルバム2枚(各3千564円)が、合計25万枚突破の大ヒット
「売り上げのうち、明菜サイドの取り分は、歌唱印税としての7%ほどですが、それだけでも7千万円近くになる計算です」
明菜は12月3日にベストアルバムのスペシャルエディション版もリリース。1月21日には、5年4カ月ぶりとなるニューシングルを、1月28日にはカバーアルバムも発売する。すべての印税を合計すると「軽く1億円を超えますね」
これは2014年の数字なので、現在ではこれより下回っているかもしれません。
しかし、昭和時代の年代がまだまだ健在で、カラオケにも行きます。
そこで中森明菜さんの歌が歌われる機会も多いことでしょうから、「印税がゼロ」になるってことは、明菜さん世代の人達がいなくならない限り、今後もないでしょう。
おそらく印税収入だけでも、明菜さんは暮らしていけると思います。
まとめ
中森明菜さんの現在(2020年)は、「芸能活動をしていない」です。
活動をせずとも彼女の場合、印税やファンクラブからの収入があって十分生活していけると考えられます。
先に挙げた
▶これまでのCDやDVD、レコードからの印税
▶ファンクラブの収入
▶2017年のディナーショーからの利益
これらを合計すると、2018年から2020年の間で、合計3億円、1年に直したら1億は稼いでいると考えられます。
1億というのは最低の数字で、1億円以上、場合によっては1年でその3倍を稼いでいる可能性もあります。
小市民な考えですが、1年で1億円ということは、1ヶ月に直すと800万円。
家賃が100万円のマンションに暮らしていたとしても、残りの700万円が一ヶ月の生活費。
全然余裕だなぁって思います(^_^;)
ちなみに、明菜さんは引退したわけでも、休業宣言をしているわけでもありません。
休業宣言をしていないということは、おそらく彼女としては「いつでも活動できる状態」にしておきたいのではないかと思います。
いずれにしても、明菜さん、活動していないけど大丈夫?暮らしていけるの?なんていう心配は、余計なお世話なようです(笑)
ファンとしては、せめて年末のディナーショーだけでも復帰を願っているのではないでしょうか。
ファンでなくても、明菜さん世代の人達にとっても、彼女がまた表舞台に出てきたら、きっと勇気づけられるのではないかと思います。
ところで、明菜さんが活躍していた時代といえば、「羽賀研二と梅宮アンナさんのこと」が思い出されます。