NHKの朝のドラマ『あまちゃん』で大ブレークをした女優の能年玲奈(のうねんれな)。ですが、その後、事務所の独立問題が原因で、芸能界から干されてしましました。
それでも彼女はトラブルにめげず、独自で活動を続けています。
とはいえ、前事務所とのトラブルのままというのは、そう甘いものではなく、なかなか苦戦しているようです。
そんな中、現在視聴率低迷となっているNHKの大河ドラマ『いだてん』に彼女を投入するかもしれないという噂がたっています。
能年玲奈(のん)は現在何をしている?
能年玲奈と事務所とのトラブルについてはこちらに詳しく書いていますが、
そんなトラブルにもめげず彼女は「声優」の仕事をしたり、「歌手(ロック)」の仕事を続けてきていました。
そして芸名も(事務所から「能年玲奈」を使わないよう言われたため)、『のん』という名前に変えます。
さて、彼女の最近の活動を2018年から見ていきましょう!
能年玲奈(のん)は個展を開いた (2018年)
そして彼女は今年2018年の5月(渋谷)と6月(大阪)で『‘のん’ひとり展 女の子は牙をむく』という個展を開きました。
元々ギターや絵を描くことが得意なのん。また洋服作りも好きなようで、『創作あーちすと』と自ら名乗り出ていました。
この個展で彼女はこのように挨拶をしました。
「女の子の内側には無謀なパワーがあふれています。凶暴ともいえるような、はち切れんばかりのエネルギーが。それを表現できたらと思って、いろんなものに牙をむきながら突き進む女の子の姿をテーマにしました」
この言葉は、元事務所との問題をかかえながらも、けしてひるまない強い意思をあらわした彼女そのもののようです。
この個展は好評だったようでその後広島でも開催が決まります。
そしてこの個展で売られる彼女の作品(けして安くない)もかなり売れたようで、「アーティスト」としての地位も確立したようです。
勿論、「女優業」の方も怠ってはいません。
能年玲奈(のん)は4年ぶりにドラマを主演(2018)
そして彼女は2018年の9月からLINEでの初ドラマ「ミライさん」で主演をつとめることになりました。
現在日本で月間7600万人以上が利用しているコミュニケーションアプリ「LINE」内にある「LINE NEWS」で、9月8日から配信が開始されたLINE NEWS初の連続ドラマ『ミライさん』は、これまでドラマというメディアが確立してきたあらゆるスタイルのメリットをすべて汲み取った、現状における“完全体”と言い切ってもいいかもしれない。
やはりドラマでの彼女の表情は生き生きしていますね!
事務所問題で芸能界を干されいているのんですが、このドラマでまた盛り返すのか気になるところです。
能年玲奈(のん)『肌ラボ』の中国のCMに出た(2018)
そんな中、彼女は中国向けの化粧品の広告に起用されました!
出演している広告は、ロート製薬のスキンケアコスメ「肌ラボ」シリーズ。
2018年の9月末から中国、香港、マカオ、台湾と中華圏全土でCMや広告が順次展開し、「香港メンソレータム社」の製品として売られています。
能年玲奈(のんは)中国で「かわいい!」とSNS上で話題になった(2018)
彼女がこのCMに起用された経緯と理由は、
キャスティングしたのはロート製薬本社ではなく、香港に拠点を構える現地法人の中国人宣伝担当者で、本社サイドものんの起用を知らされて驚いたのだとか。
起用理由は「製品コンセプトの『パーフェクトシンプル』にのんさんのナチュラルでピュアなイメージが合うというのが第一の理由です。好感度も高く、製品イメージを広く伝えてくれると期待しております」(広報担当)という。
香港ではこのように彼女のCMの宣伝カーも走っている
「中国でものんさんは人気です。ネットで『あまちゃん』も人気でしたし、一連の事務所問題で“悲劇のヒロイン”として認識されています。透明感のある清楚な顔は、一時期人気だった酒井法子さんにも通じるものがあり、中国人に好まれるタイプ。」
このことについて、中国人ジャーナリストの周来友氏がこのようにコメントしています。そして、
「今回のCMでは日本の相場の1.5倍程度のギャラかもしれませんが、ブレークするのは時間の問題。中国は火がつくと加速度は早いので、あっという間に10倍、100倍のギャラに跳ね上がる可能性もありますし、中国だけで年間数十億円の収入も見込めます。」
能年玲奈(のん)前事務所と和解しようとするも失敗?(2018)
そんな中、彼女は2018年の10月に前の事務所と和解を図ろうとして事務所を訪れたとFRIDAYが報じています。
ところが、
「『FRIDAY』掲載後、事務所サイドが和解を否定するコメントを発表しましたが、『当事者しか知り得ないはずの情報』が事前に外部に漏れたとして、のんサイドへの不信感を露わにしている。要は『和解を既成事実化するために、のん関係者が週刊誌にネタを売った』と訝っているんです。
一方で、のんに近い人間の間でも『前の事務所にハメられたのでは』と“陰謀論”が囁かれているんですよ」
また、
「単なる近況報告で事務所を訪れたにもかかわらず『“前所属事務所への屈服”を印象づけるために事務所サイドにネタを売られた』との見方です。
現在、彼女は中国全土でのCMがスタートするなど芸能活動は好調そのもので『今さらモメた事務所にマネジメントを依頼するわけがない』という理屈なんですが、確かに説得力を感じます」(前出・芸能関係者)
ということのようで、結局彼女が前の事務所と和解をすることはありませんでした。
能年玲奈(のん)の現在2019年は?
そんな中、2019年の1月から始まったNHKの大河ドラマ『いだてん』の視聴率がなんと一桁台になってしまい、その後数字は転落していく一方というニュースが報じられます。
打ち切りの可能性もある中、新キャストを投入する可能性も囁かれています。
「最も登場が有力視されているのが、〝のん〟こと能年玲奈。」
しかし前事務所は
『いだてん』出たさにのこのこやってきたのんサイドに不信感いっぱいで、話し合いの席で、『虫がよすぎる。再契約は絶対にありえない』とハッキリと伝えたといいます。
それでもドラマの現場スタッフの間では、
「『早く呼べ』の声が日々、高まっているそうです」
ということですから、NHK側は事務所に所属しない彼女と直接契約するしかなさそうです。(そんなことが業界的に許されるのかは分かりませんが)
能年玲奈(のん)2019年現在は悲惨なものになるのか?
仮に彼女が『いだてん』に出演して、もし数字が取れなければ、そのと時こそ彼女は「数字が取れない女性」の烙印が押されてしまい、更に悲惨なものになってしまうでしょう。
そう考えれば、彼女が今の状態で『いだてん』に出演するのは得策ではなさそうです。
アーティスト活動や、中国・中国語圏内への進出が『吉』と出ているなら、日本の芸能界に執着せず、その道に邁進していく方がいいかもしれません。
彼女が悲惨な状態になるかどうかは、彼女とそのブレーンがキーを握っていると筆者は思います。
のんこと能年玲奈の身長と事務所問題について過去に書いているので、こちらもぜひどうぞ♪