高身長でパッチリ二重という、見事なプロポーションの阿部寛(あべひろし)さん。
代表作品は、2000年~2014年の「TRICK(テレビ朝日)」シリーズ、2005年のドラマ「ドラゴン桜(TBS)」、2006年と2019年のドラマ「結婚できない男(関西テレビ)」シリーズです。
阿部さんはまったくと言っていいほど浮いた話が出ていなかったので、一時期「ゲイなのでは?」という噂もありました。
しかし2008年2月に一般女性と結婚し、2011年と2012年には女の子が誕生しています。
今回は、公私共に順調な阿部さんについて見ていきたいと思います。
阿部寛の身長はどれくらい?
阿部寛さんの身長は、189cmであると公表されています。
日本人の成人男性の平均身長が171.4cmですので、平均よりも17.6cmも高いという事になります。
阿部さんと同じく身長189cmの芸能人は、東出昌大さん、嶋尾康史さんなどですが、やはり高身長ということで、調べてみても阿部さん以外に8名ほどしかいません。
阿部寛の身長に逆サバの噂があった?
芸能人で特に身長が高いと言われている人には、「身長のサバ読み疑惑」がたびたび浮上します。
阿部寛さんも例外ではありません。
しかし阿部さんに関しては「逆サバ」だと言われています。
「逆サバ」とは、本来の身長よりも公表している身長のほうが低いということです。
先ほど阿部さんの身長は189cmだとお話ししましたが、実は身長が192cmのときもあるというのです。
阿部さんは以前放送されていた「笑っていいとも!(フジテレビ)」内で、「午前中の身長が192cm、午後の身長が189cmである」ことを公表しています。
「どういうこと?」「阿部さんのジョークか何か?」とお思いになる方も多いでしょう。
1日の中で身長が2cm程前後するというのは、以前、千葉県にある柏リハビリテーション学院の学院長・下出真法さんがテレビに出演した際に、一般的によくある事実であると語っています。
下出さんは、著書「せぼねの不思議」などで知られています。
下出さんによると、人間は起床直後が最も背が高く、就寝前が最も背が低くなるということです。
したがって阿部さんの「午前中の身長が192cm、午後の身長が189cm」というのは、逆サバではなく、人間の体の実態とも言えるでしょう。
私たちも、起床直後と就寝前に身長を測ったら、2cmほどの違いが出てくるかもしれませんね。
阿部寛の体重は?
阿部寛さんの体重は、75kgと公表されています。
身長189cm・体重75kgのBMIを調べると、BMI21で普通体型となります。
起床直後の身長192cm・体重75kgのBMIは、BMI20.35で、こちらも普通体型です。
実は阿部さんはからだを鍛えており、マネージャーを肩車しながらスクワットをしたり、消火器を抱えながらスクワットをしたり…結構過酷な鍛え方をしています。
一見細そうに見える阿部さんに体重がしっかりある理由は、筋肉がついているからです。
細マッチョとはまさに阿部さんのことだと言えるでしょう。
阿部寛の身長が伸びたのはなぜ?
阿部寛さんは、5人家族の中で唯一高身長です。
ご両親は160cm前後で、上の兄弟は170cm前後だということで、他の家族はいたって普通の身長ですよね。
阿部さんは27歳にしてやっと、身長の成長がストップしたというのです。
身長が高いとカッコいいという印象を他人は持ちますが、当の本人は「もうそろそろ身長止まってくれないかな?」と悩んでいた時期もあったと言います。
実は身長というのは、遺伝的要因が25%前後、その他75%前後の要因で決定されると言われています。
ご両親が160cm前後ということで、阿部さんが遺伝的要素で高身長になったというのは除外できます。
したがって、その他の要素である「栄養面」「運動面」などを総合した「生活面」が、高身長に結び付くものだったのではないかと推測できます。
阿部さんの幼少期がどのようなものだったのかは不明ですが、早寝早起きをして、3食きちんと食べ、よく遊び…という模範のような生活を送っていたのではないでしょうか。
幼少期に運動をしっかりしていると、身長が伸びるとも言われています。
阿部さんは、3人兄弟の末っ子ですので、上の兄弟のレベルに合わせて遊ぶことで、知らぬ間に体が鍛えられていたという可能性も捨てがたいですね。
阿部寛の若い頃(画像あり)
阿部寛さんは1985年に開催された「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」に、優勝賞品の車が欲しいという一心で応募し、優勝を果たしました。
以後、「ノンノ(集英社)」「メンズノンノ(同)」の両方のカリスマモデルとして活躍をしていました。
その当時の画像がこちらです。
爽やかですよね!!!
今は渋い印象がありますが、デビュー当時は爽やかな美少年という雰囲気です。
1987年に公開された映画「はいからさんが通る」で俳優デビューを果たし、1988年にはアイドルとしてアルバムもリリースしています。
実はアイドルとして、「ミュージックステーション(テレビ朝日)」にも出演を果たしているのです。
2019年2月1日に放送された同番組内では当時の映像が放送され、「阿部ちゃん(阿部さんの愛称)がかっこよすぎる」と話題にもなりました。
こちらがその時の画像です。
映画「はいからさんが通る」の衣装で臨んだ「ミュージックステーション(テレビ朝日)」です。
やはり好青年ですよね!
阿部さんは先述の通り、非常に背が高いです。しかしデビュー当初は、その高身長が仇となっていたのです。
というのも、共演女性とのツーショットが撮りにくい、顔が整っているので二枚目の役しか回ってこないというデメリットがあったからです。
徐々に仕事はなくなっていき、パチンコで生計を立てる生活を3年間も続けました。
投資用にマンションを購入したのですが、バブル崩壊により大借金を抱えてしまったという壮絶な過去もあるのです。
阿部さんはこのままではダメだと改心し、名前のつかないような端役にもチャレンジしました。
そのような下積みが功を奏し、大河ドラマ「八代将軍吉宗(1995年)」「元禄繚乱(1999年)」「武蔵MUSASHI(2003年)」などに立て続けに出演をすることになったのです。
阿部さんが再ブレイクを果たしたきっかけは、2000年より放送が開始された「TRICK(テレビ朝日)」シリーズです。
阿部さんは同作品で三枚目の役を見事に演じ切り、二枚目役しかできないという制作者側の思い込みを脱却することに成功したのです。
それ以降、2004年のドラマ「アットホーム・ダッド(関西テレビ)
、2005年のドラマ「ドラゴン桜(TBS)」、2006年のドラマ「結婚できない男(関西テレビ)」などの話題作に出演をしました。
2012年に公開された映画「テルマエ・ロマエ」での日本人離れした演技も、阿部さんの人気に火をつけた作品だと言えるでしょう。
まとめ
阿部寛さんは、逆サバだという噂もありましたが、ただ単に午前中と午後で身長が違うというだけでした。
しかしどちらにしても高身長には変わりないので、平均身長の人間からしてみたら羨ましい限りですね。
阿部さんは元々モデルとして活躍しており、アイドルとしてMステにも出演経験があるというのは驚きでした。壮絶な過去があったというのも驚きです。
これからも阿部さんの活躍を期待したいです。