今回は英語が得意な芸能人ということで、俳優の福士蒼汰(ふくしそうた)さんの英語力についてチェックしたみていとおもいます
福士蒼汰の英語力は?
テレビドラマ『美咲ナンバーワン!!』でデビューし、その後はNHKの大ヒットドラマ『あまちゃん』の種市浩一役として一気にブレイクした福士蒼汰さん。
早速、彼の英語力について検証していきます!
福士蒼汰の英語の発音は上手?下手?聞き取れない?
福士さんはいくつかのバラエティー番組に出演してその英語(英会話)を披露したことがあります。
それを見たネットの人たちの反応はといえば・・・
自分はオーストラリアの大学院を出て、英語を使って生活してましたが(今も仕事で使ってます)、彼の英語は結構集中して聞かないと なかなか聞き取れません。
これはオーストラリアの英語とアメリカ英語の発音のギャップでしょうか?
英語はアクセントが強くわかりにくいです。
映画のなかでこの英語でやられたらわからなくていらいらするでしょう。
大人になってから習った英語ですね。
ネイティブ英語とはほど遠いです。
この中での英語はRの発音を意識しすぎてちょっと変です。でも、日本人特有の和製英語(カタカナ英語)みたいな発音ではないです。
早口でぼそぼそとごまかしているところはとっても聞き取りにくいし変です。CarefullyがCarefreeになってるところから、大人になってから覚えたところが分かります。
かなり辛辣な意見が多くありますが、一方で、彼の英語の発音を評価しているコメントもありました。
発音、リエゾンも上手にネイティブの話し方の真似をされていて、イントネーションやリズムもしっかりとポイントをつかんでいらっしゃるので、完全にスムーズに聞けます。
大きな発音記号の間違いも無いように思います。
発音練習それなりにしたのかなと思いますよ。
そこで筆者も福士さんの英語の発音を聞いてみました。
先程引用した中に
「この中での英語はRの発音を意識しすぎてちょっと変です。」
というのがありましたが、確かに「R」が強すぎると思います。
日本人はこの「R」を発音するのが苦手と言われているので、かえって意識しすぎたのかもしれませんね。
筆者は「英語を母国語としない国の人」と「英語で話す」機会があるのですが、そういった国の人達の英語というのは、まさに「聞き取りにくい」のです。たとえばインド人の話す英語は慣れるまでかなり聞き取りづらいです。
フランス人もドイツ人もスペイン人も母国語の発音に影響を受けた英語を話しますので、気をつけて聞くと英語をネイティブとする人たちと異なる発音をしています。
しかしコミュニケーションの「英語」というのは、「発音」の細かいところまでこだわる必要はないと思います。(もちろん、正しい発音の練習をするのは重要です。)
福士蒼汰の英語の発音はむしろ、ひとむかし前の日本人が話す英語よりは格段上手だと筆者は思います。
福士蒼汰は帰国子女でもないし留学もしていない
福士さんが英語が上手なのは帰国子女だからという噂もネットにありましたが、彼は帰国子女ではありません。また海外に留学をした経験もありません。
福士蒼汰は早稲田大学で英語を勉強した?
また、福士さんには「早稲田大学で英語を勉強した」とい噂もありました。
しかし彼は早稲田大学卒業でもないし、現在通学をしているわけでもありません。
福士さんは大学に進学していませんが、高校は「都立目黒高校」に入学しています。
「目黒高校」は偏差値が「59」で、早稲田大学や慶応大学などの名門大学に行くひともいるため、そのような噂が出たのかもしれませんね。
福士蒼汰はなぜ英語が得意?
それではなぜ福士さんは英語が喋れるのでしょうか。
2014年の『ローマ国際映画際』では彼はイタリア語の後、英語でもスピーチをしました。
若干早口のような印象も筆者は受けましたが、発音やイントネーション、リズムのポイントをつかんで上手に話していると思います。
勿論、台本がありそれを暗記して、台本通り話をしているとは思いますが、たとえそうであっても、ここまで流暢に喋るのはそんなに簡単なことではありません。
彼の肩を持つようですが(笑)、何回か英語を練習して録音し、それを聞いてみるといいと思いますよ(笑)。おそらく自分の発音に愕然とするのではないでしょうか。
福士蒼汰の英語の勉強法は?
福士さんは英語の勉強法についてこのように話をしています。
「まず、単語がわからないと相手が何を言っているのかわからないので、
単語帳を買って、簡単な単語から全部読んでいく。200単語くらい。
声に出して発音することが大切で、発音しているとスペルが頭に入ってくる。」
「例文の発音でも、淡々と話すのではなく、抑揚をつけることで、
相手に伝わりやすく、さらに、自分の頭にも入りやすい」
英語に限らず語学はまず「単語」を知らないと話せませんね。そして「発音」を意識して勉強していたのですね。
そして、彼はこの覚えた単語を通学電車の中でブツブツ発音していたそうです。
「ブツブツ言っている自分は、怪しかったと思うけど、
そんなことは、気にしていなかった。」
日本人の英語の勉強の仕方というと、まず単語の意味を調べて、スペルを覚えて、文法を覚えて…というのが重要視されています。だから、「日本人は英語は読めるけど話せない」とよく言われます。
福士さんの場合、リスニング重視の勉強法が功を奏したのでしょうね。
それもあってか彼は高校の時に「英検2級」を合格しています。
「英検2級」は「高校卒業程度」のレベルと言われていますが、これも受験した人ならわかると思うのですが、ハッキリいって高校卒業しただけでは合格できないレベルです。(よっぽどの難関高校卒業でなければ)
しかもそれを高校在学中に合格したのですからすごいと思います。
ところで彼が英語を好きになった理由は、
英語が好きになったキッカケは中学時代の担任の先生だそうで、先生に「発音がいい!」と褒めてもらったことで英語が好きになった
ということです。
(余談ですが、筆者は高校の文法の先生が嫌いで、「文法」が嫌いになりました。(^_^;) 学生の時に出会う「先生」って大事ですよね。)
福士蒼汰はイタリア語も喋れる?
先程ふれた2014年の『ローマ国際映画際』で、福士さんは英語の前にイタリア語でもスピーチをしました。
さすがに英語と違って、彼のイタリア語を評価できる人が少ないせいか、彼のイタリア語について詳しいコメントはほとんどありませんでした。
ただ、「彼の英語のアクセントがイタリア語っぽく聞こえる」という声が一部ではありました。
ところで「英語が上手い、下手」の基準というのは人によっても異なりますので、彼の英語を聞いた時にこのように評価が分かれてしまうのだと思います。
大事なのは「英語」を使ってコミュニケーションを取れるようになることだと思います。