森重樹一は病気だった？アルコール依存症でどうやって禁酒した？

先日、ZIGGYの森重樹一の奥さん（嫁）や子供についてまとめました。まとめている中で、彼がアルコール依存症という病気であったことが分かりました。そしてその病気を克服するために頑張っていることも知りました。

今回は、その彼の頑張りについて書いてみたいと思います！

森重樹一はアルコール依存症だった？

ロックンローラーといえば、「酒と女と○○と」と言われていますが、彼も例に漏れず、お酒が大好きだったようです。

いつから深酒をするようになったかは分かりませんが、ロックミュージシャンは、お酒を飲みながら家やスタジオで練習したり、ライブ後は打ち上げで飲んだりする人が多いので、知らず知らずのうちにお酒の量も増えていったのだと思われます。

彼自身が認めているように、彼はアル中（アルコール中毒）でした。今年2018年に、ダイヤモンドユカイとの対談で、

 

森重：アル中だったから。

ユカイ：自分で言っちゃった。

森重：俺はひどいアルコール乱用者で、最後は２４時間酔ってないと気がすまなくなっていた。

 

つまり彼は、「アルコール依存症」になっていたということです。

 

アルコール依存症とは、お酒の飲み方（飲む量、飲むタイミング、飲む状況）を自分でコントロールできなくなった状態のことをいいます。飲むのはよくないことだとわかっていても、脳に異常が起きて飲むことをやめられなくなります。

実は、彼は結婚して子供が生まれてからも、アルコールが止められませんでした。

 

「ある時期、このアルバム以外の音楽を聞く気にならなかった時があった。

その当時はちょうど娘が生まれたばかりだったのに、アルコールがないと生きられない状態で娘に向き合えない。

トンネルから抜け出せる気がしなかった。」

 

昨年2017年3月のラジオトーク番組に出演した森重樹一は当時のことをこのように振り返っています。

そしてこのアルコール中毒が原因で「鬱病（うつびょう）」も併発してしまったのです。

最初はこの気分の浮き沈みの理由がわからず、30代前半から向精神薬を服用していました。

しかし、アルコールは勿論やめませんでした。

そして、アルコール性の鬱のために目の焦点が合わなくなりサングラスをすることが多くなったと、彼自身がブログに書いています。

酔いで1人の相手が3人位に見えるんです

処方の向精神薬とアルコールの組み合わせで何とか

正気を保てると信じてたけど

自分の場合は

どうにもなりませんでした

「酒に溺れた状態で向精神薬を服用していた」と、一歩間違えば死に至るような状態であったことがわかります。

 

森重樹一はどうやって禁酒をしたの？

「もう一杯も飲んでいない」

とのことで、

禁酒と同時に精神薬も一緒にやめたわけではなかったようです。

 

森重樹一の病気はもう治った？

森重樹一は、アルコール依存症からはもう既に脱却できたようですが、まだ月に一回程度の通院をしているようで、一年ほど前(2017年）の夏の来院の際には、

今日は主治医との面談で

抗鬱剤の断薬は続行ながら抑肝散は中止

約4年振りに抗不安薬（精神安定剤)

ソラナックスの処方を受けました

常用ではなく頓服での使用目的で

また筋弛緩剤としてのミオナールも同時に処方されました

時々、ある種の薬は服用することはあるものの、全体的には抗うつ剤は減らす方向でいっているようですね！

そしてこの時、この主治医に、

『(現状の)悪い部分ばかりをピックアップしないで、良い部分を積極的に見ていく事』

とアドバイスされたとのことで、この通院も彼の心の支えになっているのだと感じます。

 

なお彼は、禁酒後にジムに通ったり、自主トレーニングをしたりなどもしていましたし、最近(2018年）ではジョギングもしているようです。

ナイキのジョギングシューズを最近買った森重樹一

また整体に通ったり、ロードバイクなどに乗ったりして、アルコール依存症の頃から見たら考えられないくらい健康な生活をしているようです。

一部報道でも、彼はすっかり「健康オタク」になったほどだとも伝えています。

ファンならずとも、この彼のアルコール中毒の克服は一人の人間としてとても喜ばしいことだと思います。

 

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