Sugizoのバイオリンの腕前は?使用のモデルや値段は?

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ギタリストとして「LUNA SEA」と「X JAPAN」で活躍中のSUGIZOですが、ギターだけではなく、バイオリンも弾いています。

今回は彼の弾くバイオリンに関してまとめてみたいと思います!

 

SUGIZOのバイオリン腕前は?実力はどうなの?

ギタリストとしてのイメージの強いSUGIZOですが、バイオリンも弾くことはあまり知られていません。勿論、ファンにとっては当たり前のことですが。

彼のバイオリンの腕前がどうなのか?ということを書く前に、まずSUGIZOがいくつからバイオリンを始めたのかを先に書きたいと思いいます。

 

SUGIZOのバイオリン歴は3歳から

SUGIZOがバイオリンを始めたのは3歳の頃からと言われています。

実は彼の両親はともに「東京都交響楽団」の団員で、父親がトランペット母親はチェロを演奏していました。つまりSUGIZOは音楽一家に育っていたということです。

そしてバイオリンの第一人者と言われる「篠崎 功子(しのざき いさこ)」さんに師事します。

3歳から40年以上、(途中弾いていない時期はあったかもしれませんが)バイオリンをやっているのですから、年季が入っているということですね。

なお彼はギター、バイオリンの他にもピアノやトランペットも習っていました。

 

余談になりますが、彼は幼い頃、あまり「クラッシック音楽」は好きではなかったようで、

偉大な昔の作曲家が作った音楽を、いわば『コピー』するわけでしょ。今ではそれはそれで素晴らしいことだなって思うんだけど、当時はそれがイヤだった」ので、「やるんだったら、自分で曲を書きたかった」

と言っています。しかし「LUNA SEA」を始めてから

「クラシックを習っていて良かった」と思うようになった。

と、クラッシック音楽を再評価するようになったようです。とはいえ、

クラシックの理論や知識を持っていたため、作曲をするようになった頃は、それに縛られ、「音っていうのはこういうふうに重ねるものだから」と考え、それがかえって自分の発想の邪魔となり、作曲がうまくいかなかったと言っていた。

とも述べています。彼はクラッシック音楽という知識がありながらも、

やりたいことは何でもやっちゃえ。音楽に法律はない

という発想も持ち合わせているようです。

 

SUGIZOはバイオリンを『紅』で弾いている

彼は「LUNA SEA」でもバイオリンを弾いています。

アルバム「EDEN」に入っている「Providence」。ライブでバイオリンを弾くSUGIZO。「Providence」は、最初のイントロ部分がバイオリンから始まるとても美しい曲です。クラッシクが基礎にあるからこそ奏でられるメロディーです。

また「X JAPAN」では「DAHLIA」という曲でバイオリンを弾いています。

YOSHIKIのピアノとSUGIZOのバイオリンで始まるこの曲は、TOSHIの歌が始まった後は、ボーカルのメロディーを美しく引き立たせるバッキングメロディーを奏でます。

 

しかしなんといっても圧巻は、「X JAPAN」の名曲である『紅(くれない)』でのSUGIZOのバイオリン演奏です。

こちらは2009年の5月のドームツァーですが、こちらもYOSHIKIのピアノとSUGIZOのバイオリンで始まります。

(この頃、TOSHIは宗教団体からの長い洗脳から解けた時期でした。)

 

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SUGIZOのバイオリンは上手?下手?

SUGIZOのバイオリンは上手なのか?下手なのか?実はこれは意見が分かれるところのようです。

また、SUGIZOのバイオリンが「上手だ」と評価する声はネットではあまりありません。

特にクラッシックをやっている人達にとっては彼の演奏は「普通だ」、「上手ではない」と映るようです。

特にSUGIZOのギターはエフェクター(ディストーション)をかけていることもあり、クラッシックからすると、これは「邪道」であり、「耳慣れない」ところも大きいのでしょう。

ヴァイオリンはタッチの表情の差が非常に重要な楽器ですから、音を増幅させたりエフェクトをかけると本来の生音とはかなり表情がかわってきます。

 

この違いを理解せずに最初からクラシックの生音と比較しようとするのは実はけっこう無理があります。ただ、それでも強引に評価の高いクラシックのバイオリニストと比べると、SUGIZOのバイオリンは癖の強さを感じます。

 

でもそれはロックコンサートがクラシックと違って観客がおとなしくしてるわけではない事や、他の楽器との兼ね合いの影響もあるので、単純に悪いとも言えなかったりするんですよ。むしろ場合によってはクセの強いほうがカッコいい場合もあるし。だから難しい。

 

これは、ネットでのSUGIZOのバイオリンの評価の一つですが、筆者も全く同感です。

クラッシックのバイオリニストと比べれば確かに、SUGIZOより上手な人はゴマンといることでしょう。

しかしその人達が、「X JAPAN」もしくはハードロックのライブでSUGIZOと同じようにやれるのか?と問われたらどうでしょうか?(おそらく、そんな挑戦さえしないことでしょうけれども。)

「X JAPAN」の曲にバイオリンを導入したのは彼のセンスと才能であり、他の人がマネできないような「オンリーワン」をSUGIZOが確立したことは評価されるべきだと筆者は思います。

 

SUGIZOのバイオリンのモデルは?

ところで、SUGIZOが弾いているバイオリンのモデルが気になります!

調べてみたところ、「LUNA SEA」時代の頃に弾いていたのは、

『KRANZ EV-150』\150000 Mat Black & Pearl White
『KRANZ EV-180CR』\180000 Crystal

と言われているようです。

この『KRANZ EV-150』『KRANZ EV-180CR』の他にも、『KRANZ EV-75』も使っているのではないか?という声もありますが、

EV-75はkranzシリーズのエントリーモデルですから、sugizoが使うには物足りないと思うのではないでしょうか?

とも言われています。

ちなみに、「KRANZ」というのは、木曽バイオリン(鈴木バイオリン社)という日本を代表するエレキ・バイオリンのブランドだったのですが、現在は「ESP」に吸収されています。

SUGIZOのバイオリンの値段はどれくらいなの?

では、SUGIZOが使っていると言われているこの『KRANZ EV-150』『KRANZ EV-180CR』は、どれくらいの値段がするものなのでしょう?

ちなみにこれらのバイオリンは「生産終了」をしているものなので、手に入れるとしたら「中古」しかないでしょう。

調べてみたところ、オークションでの落札価格の相場が、『KRANZ EV-150』は¥150,000ほどで、『KRANZ EV-180』が¥180,000ほどのようです。
バイオリンというと高い楽器というイメージがあるのですが、中古とはいえ20万円しないというのは、ギターと比べても安い感じがします。

ただし生産終了したものなので、今後もっと相場が上がる可能性があるかもしれませんね。

 

SUGIZOの娘の名前は「瑠奈(るな)で、母親はロシア人のクォーターです。

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